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「ライナー列車」とは?

ホームライナー古河

「ライナー列車」とは、JRで主に朝・夜の通勤時間帯に運転される座席定員制(全員が座れて、原則立ち席なし)の列車です。(名古屋圏の中央本線で運転されている「セントラルライナー」のように昼間も運転されているケースもあります)

列車名に「●●ライナー」と名乗り、特急用の車両を充当するケースが多いです。乗車にはライナー券(乗車整理券)が必要です。その対価として着席が保障され、快適な移動ができます。青春18きっぷでも、別にライナー券(乗車整理券)を買えば乗車できます(300円から500円程度)。

ライナー券は「みどりの窓口」のほか、ライナー列車の発車ホームにある専用自動券売機で購入します。

通勤時間帯に運転されるライナー列車の特徴は、乗車駅・降車駅が制限される点です。朝の便は上りのみの運転で、郊外の駅からしか乗車できません。夜の便は下りのみの運転で、都心部の駅からしか乗車できません。

ライナー列車は運行距離がそれほど長くないため、青春18きっぷの旅行ではあまり使う事はないかもしれません。旅を始める日の朝に長距離列車の始発駅に出る時や、旅を終えて郊外の自宅に戻るときに利用するくらいかと思われます。


ライナー券の券売機。残り席数が表示されます。

列車によっては、乗車ドアを制限してライナー券のチェックを行っています。