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青春18きっぷ」旅行当日の留意事項(9/9)

車窓から良い風景を眺めるには

鉄道旅行の楽しみの1つは、窓の外を流れる車窓を眺めることです。青春18きっぷは、全国JRの普通列車・快速列車に乗り放題です。普通列車・快速列車は特急列車や新幹線に比べて速度が遅く、駅にも頻繁に止まるため、車窓をじっくり眺められます。

しかし、車窓には座る座席の位置によって、「当たり」「はずれ」があります。具体的には、反対側の窓からは美しい山並みや海岸、清流が望めるのに、自分の座った側は崖や平凡な山や田畑だったりすることです。青春18きっぷで乗れる普通列車・快速列車は全て自由席ですので、反対側の景色がよければ席を移動できます。しかし、車内が混んでいる場合はそうはいかず、「あっち側に座ればよかった…」と後悔してしまうものです。

そういう「外れ」を引かないポイントを以下に記します。

海沿いの風景を眺めるには

列車が海沿いを走っている場合は、ぜひ海側の座席に座りたいものです。どちら側に海が見えるのかは、時刻表の索引地図を見ればだいたい見当が付きます。
ただし、索引地図は日本地図を歪めて作られていますので、どの区間が海に沿っているかを知るには情報が正確ではありません。海側に座っても殆ど海が見えない区間もあります。
JR北海道宗谷本線・抜海〜南稚内

川沿いの風景を眺めるには

川沿いを列車が走る場合は、やはり川が見える側の座席に座りたいものです。川と反対側の車窓は、崖や山肌だけで面白くありません。山越えをする路線は、川肌に沿って敷設されています。
残念ながら、時刻表の索引地図には川の流れは表記されていませんので、日本地図を見て、進行方向のどちら側に座れば、多く川を眺められるかをリサーチする必要があります。
JR北海道・宗谷本線・天塩川
広大な平野・原野の風景を眺めるには
平野や原野の風景が美しいかどうかは、日本地図を見ただけでは分かりません。その場に行ってみないと分からない部分があります。関東地方などでは、平野部は住宅地などに開発されています。北海道や東北などでは、雄大な風景が見られます。
JR北海道宗谷本線

山並みの風景を眺めるには

時刻表の索引地図には、山の位置は表記されていませんので、日本地図を見て、進行方向のどちら側に座れば、山並みを眺められるかをリサーチする必要があります。

盆地の雄大な風景を眺めるには

鉄道が盆地に進入する場合、山肌に沿って盆地に降りていきます。その山肌から見下ろす盆地の風景が車窓の醍醐味といえます。日本地図を見て、進行方向のどちら側に座れば、盆地の雄大な風景を見下ろせるかをリサーチする必要があります。

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