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青春18きっぷ 乗り継ぎプランの立て方 (2/3)
青春18きっぷ 乗り継ぎプランの立て方(基本編)
- 青春18きっぷの使用で元が取れるかを、携帯電話やパソコンの経路検索サイトで調べます。
検索結果で「JR運賃」の額を見ます(特急料金などを除いた額)。
青春18きっぷは1回当たり2300円で全国のJR線が載り放題です。ですからJR運賃が、日帰りの旅行は1150円以上、泊りがけの旅行は2300円以上なら青春18きっぷを使用したほうがお得といえます。
→青春18きっぷ元取り早見表
- 時刻表を入手します(書店で購入、または公立図書館で借りる(最新号は貸し出し禁止で、館内のみで閲覧可能です。くれぐれも古すぎる号を借りないで下さい。「同じ年度内の時刻表であればあまり時刻が変わっていない可能性はありますが、時刻表は最新号で調べる事に越した事はありません)。臨時列車の情報は3・6・9・12月号で更新されます。
- 時刻表の索引地図を見て、どの路線が自分の旅行プランに適しているのかを考え、経路を決めます。
- 経路が複数ある場合、旅の目的に合わせて乗る路線を決めます。
時刻表の索引地図で、黒い太線は「JRの幹線」、青い太線は「JRの地方交通線」です。
幹線はメインの路線で、列車の運転本数が多く、速度も速い傾向があります(例外もあります)。
地方交通線は、いわばローカル線です。列車の運転本数が少なく、速度も遅い傾向があります(例外もあります)。
通常の切符で乗った場合、地方交通線は幹線よりも割高な運賃を取られますが、青春18きっぷでは両者が乗り放題ですのでお得です。
できるだけ早く移動したい場合は、列車の本数が多い路線・列車の速度が早い路線を選びます。
のんびり行きたい、ローカル線に乗って旅情を満喫したい場合は、列車の本数が少ない路線を選ぶのも一興です。
車窓の景色の良し悪しは、幹線か地方交通線かよりも、列車の運転本数の少なさに比例する傾向があります。運転本数が少ない路線ほど、車窓風景が良い傾向があります(幹線でも運転本数の少ない路線はあり、そういう路線は車窓風景が良い傾向があります)。
- 目的地に何時までに着きたいか、何時に家(または旅行先)を出発できるかを元にしてプランを立てます。
目的地に何時までに着きたいという場合には、目的地の駅の到着時刻から、さかのぼってプランを立てます。
時刻表を見ながら、目的地に何時までに着けるか、または何時に家(または旅行先)を出発すればよいか。この両方が折り合うプランを見つけます。
- 自分が乗ろうと思っている路線の、乗る区間の1日分の時刻を、ざっと見ます。運転本数が少ない区間があったら、その区間の列車を基準にして、前後の乗り継ぎプランを立てると効率が良いです。
- 鉛筆と紙を用意して、乗る駅、降りる駅の名前と発車時刻・到着時刻、乗る列車の行き先と種別(普通列車か快速列車か)、大きなターミナル駅は発着番線も載っているので、それらをざっとメモします。この段階では、途中で乗り継ぎがうまく行かず、メモが無駄になることもありますので、雑な文字でメモをしてもかまいません。
- うまくプランがうまくたったら、読みやすい文字で、分かりやすく清書します。
関連項目 : プランを立てる必要性 プランの立て方【基本編】 プランの立て方【応用編】