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「時刻表」の読み方・調べ方・使い方 (6/9)

例文の時刻表は現実のダイヤや仕様とは違う箇所があります。

列車の運行に関する記号

●発車番線・到着番線の表示

大きな駅の発車番線表示 大きな駅では、発車番線と到着番線の情報が表示されます。
大きな駅では迷いやすいので便利です。

発車番線と到着番線の表示は、500円程度の小型・携帯用時刻表よりも、1000円程度する大判時刻表の方が充実しています。

なお、発車番線・到着番線は日・曜日により変わる事がありますので、時刻表の注釈に注意してください。

●違う路線から乗り入れてくる列車の表記

時刻表路線図・山陽本線と赤穂線。駅は一部省略しています   時刻表・赤穂線と山陽本線。駅は一部省略しています

●違う路線へ乗り入れる列車の表記

時刻表路線図・山陽本線と赤穂線。駅は一部省略しています  時刻表・赤穂線と山陽本線。駅は一部省略しています

●違う路線を経由する列車の表記…記号=

時刻表路線図・山陽本線と赤穂線。駅は一部省略しています  時刻表・赤穂線と山陽本線。駅は一部省略しています


矢印記号の使われ方

列車の分割・併合

●途中駅で分割され、違う方向に進む列車があります。

 

●上記の逆パターンとして、列車の「併合」(違う方向から来た列車が途中駅で連結し目的地へ向かう)もあります。

同じ車両が直通するのに、別の列車として扱われるケース

同じ車両が直通するにも関わらず、業務上は別の列車として扱われる事があります。
別の列車として扱われるために、列車固有に割り符らた列車番号が変わるため、時刻表でも下図のように別の列車として掲載されます。なお、現地の駅では、直通先の終着駅が案内されます(下図の場合は、帯広行きではなく芽室行きと案内される)。
この場合、同じ車両が直通するので、列車に乗り続ける事ができますが、長時間駅に停まっているケースがあります。
同じ車両が直通するのに、別の列車として扱われるケース

期間限定で運転区間が変わる列車

北海道・釧網本線の季節で運行区間が変わる列車
左図の例では、普段は緑駅までの列車と、摩周駅からの列車は独立していますが、期間限定で2つの列車が結ばれて直通運転されることを示しています。

●豆知識
緑駅まで毎日運転の列車の緑駅着は15時49分。この列車は5月1日から6月30日までの間は摩周駅まで運転され、さらにその先の区間へ直通運転されます。その際の緑駅の発車は16時3分です。
つまり、5月1日から6月30日までの間は、緑駅着15時49分で、緑駅発車は16時3分。緑駅の停車時間は14分間という事が分かります。

列車の直通「

列車の直通「↓」 始発列車の多い途中駅には列車番号の欄があります。
ここに列車番号が書かれている場合は、たとえ上から下へ一直線に時刻の列が続いていても、乗り換えをしなければなりません。
反対に「」が書かれている場合は、乗り換えをする必要はありません。

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